知りたい!制度の注意点と

成年後見制度を利用するにあたって、いくつかの注意点があります。
一つ目は、「申立人が望んだ人が後見人になるとは限らない」。
成年後見人が、被後見人の財産を使い込む事件はままありますが、その90%は親族が後見人というケースです。
そのため、被後見人が多額の資産を持っている場合は、弁護士などの専門家が選ばれることが多くなっています。
もちろん、「この人にしてほしい」という要望を出すことはできますが、それが必ず通るわけではありません。
とはいえ、専門家に一任したほうが安心なのは確かです。
二つ目は、「後見人になったら、途中でやめることはできない」。
後見人の仕事は、被後見人が亡くなるまで続きます。
本業が忙しくなったとしても、最後まで続けなくてはなりません。
三つ目は、「財産をしっかり管理しないと、民事または刑事責任を問われるおそれがある」。
後見人が被後見人の子という場合、「どうせ相続するのだから、少しくらい使っても問題ないだろう」と魔が差すことがありますが、たとえ親族でも財産は適正に管理しなければなりません。
場合によっては、裁判所から刑事告訴されることもありますし、民事上の損害賠償を求められることもあります。

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