制度を利用する手続きとその流れ

成年後見制度とは、精神上の障害、例えば認知症や知的障害、精神障害などによって判断能力が欠けている状態にある方を保護したり支援するための制度で、家庭裁判所から選任された成年後見人が、支援される人の利益を考えながら、代理として契約などの法律行為をしたりする制度です。成年後見制度を利用したい場合は、申し立てを行い手続きをしなければなりません。流れとしては、まずは申し立てを行います。本人の住所地の家庭裁判所で、後見開始の審判等の申し立てを行います。そこで審理が行われて、法定後見の開始の審判と、成年後見人などの選任がなされます。審判が確定したら法定後見の開始となります。審理については、鑑定手続きや成年後見人等の候補者の適格性の調査をはじめ、本人の陳述聴取などが行われます。一定の審理期間がかかりますので、手続き期間の長さは一概には言えませんが、4か月以内には完了するように決まっています。成年後見制度を利用する上で必要な経費ですが、まず申し立てを行う時に申し立て手数料が800円程度かかります。その他、登記手数料として2600円程度必要です。また、本人の判断能力の程度を医学的に確認するのに、医師による鑑定を行います。その際の鑑定料も必要となります。

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