裁判員制度と刑事裁判の違い

刑事裁判は犯罪を犯したという疑いをかけられている人が、本当に犯罪を犯したのかどうかを判断するとともに、量刑を決定するために行います。対象となる事案は、罪状が軽い場合も含めて、検察官が被告人に刑罰を科す目的で、裁判を提起した事件全てになります。
これに対して裁判に制度は、刑事裁判のうち、ごく一部のみが対象となります。人間の生命を意図的に絶ったという疑いのある事件や、強盗など一定の重い犯罪のみが対象です。そのため、刑事裁判と裁判員制度の違いは、対象となる事件が異なるという点が挙げられます。また裁判員裁判においては、一般の人が裁判員に選ばれて、有罪かどうかを判断したり量刑を考えたりするということで、被告人に対して偏見を持たないような配慮をしています。
例えば、通常の刑事裁判では、被告人が勾留されている場合には、手錠をかけられて縄を巻かれた状態で入廷し、退廷する際にも手錠をかけられます。通常の刑事裁判においては、その一連の過程を傍聴人が見ることができます。そのため、犯人というイメージが強くなってしまうという懸念があり、裁判員裁判では手錠をあらかじめ外した状態で入廷するようになっている特徴があります。

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