裁判員制度の仕組み

本08裁判員制度は、平成16年に成立した「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」に従い、平成21年から開始されている国民が裁判に参加して審理を行う制度です。裁判員制度では2014年前半で約6400人の被告に対して裁判が行われ、延べ48000人余りの一般市民が審理に参加していると報告されています。又、審理に参加する前の「候補者」としては既に170万人以上の方が対象となっており、非常に多くの方が関わっている大きな制度と言えます。裁判員は年に1回選挙権のあるものからくじで選ばれて候補者名簿に載ります。この段階はあくまで候補なので自分が選ばれているかどうかわかりません。制度の対象となる事件が始まると、この名簿から再度くじで選ばれ、該当者には裁判所から「呼出状」というものが送られます。呼出状には裁判所に出向く日程が指定されており、非公開の場で審理を行うのにふさわしい人物であるか(不公平な裁判をする恐れがないかなど)を質問によって判断されます。最終的に1つの事件で最低6人の候補者が決定します。審理が終了すると裁判官と裁判員で有罪・無罪についての議論を行います。この判断と刑罰の種類については裁判員は裁判官と同等の権利を持つとされています。基本的には全員一致を目指しますが意見が分かれるときには最終的に多数決による評決を行います。裁判員は判決の場にも立ち会い、裁判長の判決を持って裁判員としての任務を終えます。

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