裁判員制度のメリット

裁判員制度には、三つのメリットがあります。
一つ目は、「国民の関心が高められる」。
以前の裁判制度は、法曹三者しか関わることができませんでした。
そのため、マスコミが報道しないと重大な事件でもすぐに忘れられてしまいます。
しかし、裁判員は国民の中から選ばれるので、自然と関心が高まります。
また、いつ選ばれるか分からないため、当事者意識も同時に高まります。
二つ目は、「審理に世論が反映されやすくなる」。
重大な事件の被告に対して、裁判官が法律を杓子定規に適用して軽い量刑を科した場合、裁判所が批判の対象となることがあります。
法律のプロが下した判断が、必ずしも世論と一致するわけではないということです。
しかし、国民が直接裁判に参加することで、審理の結果に世論が反映されやすくなります。
三つ目は、「裁判の日数が短くなる」。
以前の裁判制度は、審理に関する広範な情報を集めてから行っていました。
公平性を期すためですが、どうしても裁判の期間が長引いてしまいます。
しかし、裁判員制度と同時に、「公判前整理手続」という制度が導入されました。
これは、争点と強い関連のある事柄のみを審理するという物で、日数を短くすると同時に、争点が明確になるという利点もあります。

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