裁判員制度のデメリット

裁判員制度は一般市民が裁判官と共に判決を決定できる制度です。この制度のメリットは、一般市民の常識、感覚が判決に反映される点です。たとえば、裁判官のみで判決を決める裁判では、事件の内容に比べると判決が重い、あるいは軽すぎるという批判が出ることがありました。なので、一般市民が審議に加わることでバランスの取れた判決が出せると期待されています。
しかし、裁判員制度が始まって以降、デメリットもあるという意見も少なからず出ています。たとえば、裁判員の負担に関する問題があります。裁判員候補者は無作為に選ばれるので、仕事をしている人も当然選ばれることがあります。そういった人が、数日から一ヶ月の休暇を取らないといけないというのは、会社にとっても裁判員にとっても大変です。
また、心の負担の問題もあります。殺人事件の裁判員になった場合、遺体写真を証拠として見なければならないことがあります。綺麗な状態のものばかりとは限りませんので、多大な精神的なショックを受けてしまうことも珍しくありません。そして、事件によっては死刑判決を出す場合もあります。法律のプロではなく、一般人にとっては間接的に人を死なせる判断をしなければならないというのは大きな負担と言えます。

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