弁護士選び:弁護士の姿勢と手続き

弁護士は依頼人のために働くというのが大前提ですが、同じ事件やトラブルを抱えた被告から依頼された場合であっても、弁護士によって姿勢や弁護方針が違ってくる可能性があるのが普通です。というのは、弁護士によって、どういう弁護をすれば一番依頼人のためになるのかという考え方が違うからです。
たとえば、被告が無罪を主張しているのであれば弁護士もその主張に沿って弁護していくのが普通ですが、無罪を主張すると反省していないと思われて逆に不利になるので、示談を勧めてくる弁護士も少なくありません。たとえば、痴漢事件でそういうことが多いです。
痴漢の場合、やっていないことの証明が難しく、裁判になると唯一の証拠である、被害者の証言を認める形で判決が出ることが多いので被告には不利です。そのため、裁判になる前に被害者と和解をして、不起訴を狙った方がいいと勧めてくるわけです。
確かに裁判になるとお金がかかりますし、また、社会的な立場も悪くなって会社を解雇されてしまうという可能性も出てきますが、もし罪を認めて示談をすれば、不起訴になったとしても痴漢をした人間として扱われることになれます。
なので、本当にやっていないのであれば、痴漢裁判で定評のある弁護士を探した方がいいでしょう。

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